あまざけとは?
あまざけとは、「さけ」と、呼ぶので、お酒が入っていると思われている方も多いです。
確かに、作り方によっては、酒粕を入れる場合もあります。
一般的には、米こうじを糖化させて作ったものと考えられます。
「糀あまざけ」と呼んだりもしますが、紛らわしいので、「甘糀」と呼ぶようにしています。
「あまこうじ」を撹拌し伸ばしたものが「あまざけ」です。
【つぶつぶの状態/あまこうじ】
【伸ばした状態】
市販してある、比較的安価な「あまざけ」は、お砂糖や寒天などが入り、かさまししてあります。
糀と米のみ使用のものが、本当の糀あまざけです。
ですが、常温で置かれている「あまざけ」は加熱殺菌してあります。
これは、流通させるためには仕方ない事なのです。
冷蔵で保管してあるものは加熱殺菌されていない=こうじ菌が活きている、物もありますが、日持ちと保管面を気をつけなければなりません。
生きていると言うことは、発酵が進むと言うことです。発酵が進むと言うことは、ガスを発生し爆発すると言うことです。
低い温度帯では、菌もおとなしくなりますので、味を保つことが出来ます。
加熱殺菌した甘酒にも、酵素が無くなるだけで、アミノ酸や食物繊維は含まれております。ブドウ糖が早く吸収されますので疲労回復にも役立ちます。
ただ、食物を分解する作用は無くなると言うことです。
また、糀はお米からできていますので、カロリーはご飯と同じと考えられます。